あなたの今までの学歴・職歴、出生からの経歴などをすべて履歴書に書きます
履歴書は、「その1」と「その2」の2種類に分かれています。
履歴書「その1」は、居住関係、学歴・職歴、身分関係を出生から日付順に記入します。
サンプル
※この履歴書は、途中の部分を省略していますが、実際は省略してはいけません。
➀居住関係
年月日は、昭和、平成を使います。西暦は使いません。
生まれた時~現在までの住んでいるところを、全部書きます。
空白期間がないように、詳しく書きます。
住所の変更をもれなく書きます。
もし、思い出せない場合、「以下不詳」と書きますが、なるべく全部書いた方がいいです。閉鎖外国人登録原票の居住歴を確認し、書いてください。
1行目は、生まれた場所を書きます。これは、出生届記載事項証明書や出生証明書と同様に書いてください。
2行目は、住所地を記入してください。住所地の最後には、( )を書き、その中に、次の住所地に移転した日の前日の日付を書いてください。
その場所が、最後なら(現在まで)と書きます。
➁学歴
小学校、中学校、高校、大学、大学院までの学歴を書いてください。
書き方は、「○○学校入学」「同校卒業」と書き、中退なら「中退」と書きます。
大学生が帰化申請をする場合、アルバイトでの収入があればアルバイト歴をを記入し、収入があることの証明が必要です。
アルバイトをしていない場合でも、収入がないことの証明が必要です。
➂職歴
①会社名と➁担当職種を書きます。
退職の場合は、「前期会社退職」と書きます。
転職の場合は、前の会社の最後に( )をつけて、勤務最終日を書きます。
例 株式会社○○ 営業担当(平成○年〇月○日まで勤務)
株式会社○○ 営業担当(現在まで)
➃身分関係
- 事実婚→事実婚と書きます(婚姻届を出していない。一緒に生活している)
- 結婚→婚姻届を出した日で、「〇〇人××と婚姻届」
- 父、母が死亡→父死亡・母死亡と書きます
- 子供が生まれた→子供の生まれた日で「長男〇〇出生・長女〇〇出生」
- 父母が離婚している場合→「父母離婚」
「その1」の注意点
帰化の履歴書は、就職やアルバイトで使うようなものではありません。
あなたが、いつどこで生まれて、いつどこに住んで、いつ日本に来たか、小学校~大学(院)、いつどこに就職してどんな仕事内容か、いつ誰と結婚して、いつ子供が生まれて、いつ両親が死亡したか・・・などを書くものです。
書類にミスがあってはいけませんし、引っ越しや転職回数が多い人ほど書くことが多くなるので、情報の整理は必要です。